自らを映し出す鏡

自分をプロデュースする表現の場

私がこのブログにて描いていきたいものを上に挙げた。つまり青写真として描いているのはそんなところのものであるということである。良くありのままの自分を描いていけば良い、などという風潮を聞くがありのままで他人の目に入ればただの人、にしか映らない。私がこのブログに求めるのはそんな「ありのまま」の醜態ではない。

デジタル一眼レフをいじったことのある人であれば分かる話だと思うが、写真の拡張子として.raw(生の)データという物が存在する。一般的なスマホやデジタルカメラでシャッターを切ると、各々のカメラによって編集圧縮をかけられて美しい物を出している完全に外向けに誂えた写真データが.jpegの拡張子で出てくるのだが、このrawデータならそのようなカメラのプログラムによる編集を行わない、光をできるだけそのまま写し取った形式として出てくるのである。ありのまま、生と聞くと耳さわりが良いが、このrawデータを見てもらうと、大変のっぺりしている。簡単に言えばそのままでは美しくないのだ。だから一般的なカメラは、自動でこののっぺりした写真をきれいに見せてくれるプログラムを各社競って載せている。

このカメラの例にそって言うならば、まさに編集されつくした最も美しい写真。それが私の目指すこのブログの姿だ。ネットを通して世界中へ放たれるのだから、せめて他人に見せるべく最大限飾られたブログをここに築きたい。自らの持つリソースを活かして、最も良い形で提示したい。以下に現在考えうるコンテンツを述べていく。

旅行紀、及び商品購入レビュー